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映画「ギター弾きの恋」や「僕のスイング」で、全面に流れた、甘く、また、ドキドキする様なスリリングなサウンドは、不世出の天才ギタリスト、Django Reinhardtとジャズ・バイオリンの巨匠、Stephane Grappelliが、熱狂の時代と呼ばれた1930年代のパリで作り上げた、お洒落でホットな音楽です。彼らのバンド、フランス・ホットクラブ五重奏団の演奏スタイルは、ホットクラブ・スタイルと呼ばれています。そして、ジプシー・スイングやジャズ・マヌーシュというカテゴリーの元で、多くのフォロワーを生み出しました。
1980年代初頭、若干20代でホットクラブ・スタイルにノックアウトされた長谷川光は、念願叶い、Django没50年の2003年夏に、Yellow Django Revivalを結成しました。
Yellow Django Revivalは、クラシック・バイオリン出身ながら、ポップスやブルーグラスなど幅広い興味と実践を携えた笹部裕子のエレガントなバイオリンをメロディの軸に、長谷川光のギターのギターがスイングします。そして、2004年夏からは、伝説のスイングリズムギターを引っ提げて、及川治が、2006年からは、最高のクルーナーボイスを操る小篠慶司、2014年には手島昭英に替り、リズム・ボトムの最終兵器、加藤人がコントラバスで参加しました。